岸本秀一さんの作品「Panther D in Kurck 1943」。ドラゴンのキットを使って実車のデビュー戦での象徴的なシーンを再現されていました。

Kishimoto Syuichi's "Panther D in Kurck 1943".

金属加工ですっかりお馴染になった渡邊恭行さんの作品。可動部分の再現など、ますますエスカレートしていく精密工作が堪能できました。無塗装ですが、渡邊さんの場合、この時点でもう見事にひとつの作品となっていますね。何しろ「見せ場」満載です。

Watanabe Yoshiyuki's Sd.kfz250/5. Beautiful!

個性的な仕上げが印象的な井尻太さんの作品。戦車の持つ凶悪でオドロオドロしい雰囲気の再現は、会場の作品群の中でも随一でした。

Iziri Futoshi's Tiger I.

釘宮敏洋さんの作品「Operation"TELIC"｣。
本頁では出来るだけ作品の全体像が分かる画像を掲載させて頂くのを基本としていますが、この作品ばかりはローアングルから。ともかく理屈抜きにカッコよくて雰囲気抜群。しゃがんで作品を眺めた途端、身震いする位カッコよくて、シャッター押す手が震えました。圧倒的な現用重戦車のイメージをここまで魅力的に表現した作品は少なくとも私は見たことがありません。
なお印象的なフィギュアは陸自オートバイセットから一体一体作られたそうです。

Kugimiya Toshihiro's unbelievable work "Operation TELIC".

イラク戦をテーマにされた中村脱走兵さんの作品「Iraqi Freedom」。シンプルなジオラマですが車両前面の空間が実に効果的に感じました。こちらもホンマにカッコいい作品です。

Nakamura Dassouhei's "Iraqi Freedom".

菱形金太郎さんの作品で1/15スケールのA7V。もち論フルスクラッチです。まだまだルーバーなど数々の難関があるとおっしゃっていましたが、ともかく完成が楽しみですね。頑張れニッポン！

Hishigata Kintaro's building A7V in 1/15 scale.

「A Beast in the field」はつのだ哲郎さんの作品。戦車、フィギュア共にキットのストレート組みとのことですが、実に表情豊かな作品ですね。丁寧に作られたグランドワークも印象的です。

Tsunoda Tetsuro's "A beast in the field".