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T-34 maniacs

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ビッグスケール　全般

【FRONTLINE MINIATURES　1:15】

T-34/85 M1944

　レジンキャストおよびホワイトメタル製．国内にも少数が入荷したらしい．内容はよくわからないが，以前パーツをチラリと見た感じでは割と大雑把な出来だったと思う．フィギュアが付属しているようだが未確認．箱にKIT No.002と書かれていたが001番や003番以降があるのかどうか不明．
　本キットを購入して詳細なレポートを送ってくれた方にはT-34 maniacs lab.から「勇者」の称号を授与する予定．ちなみに1999年４月26日時点ではホビーランド（大阪）にて58000円で購入可能だった． （青木伸也）

【タミヤ　1:25】

T-34/85

　かなり古いキットだが最近再販になったので入手は比較的容易．第２次大戦後チェコスロバキアでライセンス生産されたタイプを模型化しているため，砲塔の形状が独特のものになっている．細部の表現は現在の目で見ると甘い．思い切ってディテールアップすればかなり見られる出来になるようだが，連結可動式キャタピラが実車からかけ離れた形状になっているのがネックになる．転輪サスアームは可動式．モーターライズ用ギアボックスを収納するスペースの関係でか，前輪（つまり実車のアイドラーホイール）で駆動する方式になっているのがちょっと可笑しい． （青木伸也）

SU-100

　上記T-34/85のバリエーションキット．出来も似たようなもの．全体的なプロポーションの正確さについては不明． （青木伸也）

【アガニョーク　1:30】

T-34/85（リモコン）

　旧ソ連時代のリモコン戦車キット（現在でも生産されているのだろうか？）．印刷も紙質も劣悪な箱が時代を感じさせる．同社のこのシリーズでは，他に，KV-85やISU-122なども出ていた．ISU-122あたりは，それなりに（あくまでも，それなりに）実車のディテールを追求しているのだが，このT-34は，５つの穴が開いた皿型の転輪，大きな両開きハッチがモールドされているエンジンデッキなど，T-34以外には見えないながら，かなりいい加減．スケール自体，1/30よりやや小さいようだ．もちろん，このキットを取り上げて，仕様がどうのスタイルがどうのと言うこと自体，無粋というもので，仮にこのキットを作ろうとするなら，ぜひ付属のリモコンボックスもきっちり組み込んで，社会主義的無敵の走りを実現したい（個人的希望）．本来ならばスケールモデルとしてここに取り上げるほどのキットではないのだが，「まぁ，こんなキットも世の中にはあります」ということで． （川畑英毅）

T-34/85（ディスプレイ）

　不思議なことに，上記とは金型の違う別キットで，こちらは曲がりなりにもディスクタイプの転輪を履いている．エンジンデッキ上面のディテールも，上記キットとは異なっている．とはいえ，全体的に見て出来は五十歩百歩．履帯，シャーシは共通かもしれないが，未確認． （川畑英毅）